いつも「西尾幹二のインターネット日録」をご愛読いただき、ありがとうございます。
このたび、当サイトのサーバー等が不安定なので、サイトを移動することにいたしました。
こちらが新規アドレスです。
(文字が青くなった所をクリックしてください)
http://www.nishiokanji.jp/blog/
アドレスも変えましたので、新しいアドレスをお気に入りに入れ替えてくださいますよう、 お願い申し上げます。
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明1月26日に『江戸のダイナミズム――古代と近代の架け橋――』(文藝春秋刊、640ページ、¥2762)が書店の店頭に出ます。よろしくお願いします。
この本の内容紹介は1月元旦付の当ブログ「謹賀新年」に譲ります。
新刊の刊行を機に、平成14年8月2日から4年6ヶ月つづいた「西尾幹二のインターネット日録」を本日より以後、当分の間、休載することを申し述べさせて戴きます。永い間ご愛読をありがとうございました。
理由は、残りの人生に私が自分に課している著述活動とブログとの両立が時間的にも、精神的にも難しくなったからです。人間が一日に文字を書くために意識を集中させるエネルギーの定量はほぼきまっています。
以下に私の著作計画、残りの人生のための本づくりの計画を、自分への誓約という意味もこめて、あえてお示しします。
1、国民の歴史 現代篇呼称は、国民の現代史、または国民の昭和史、未定。
日露戦争後(1906)から平成18年(2006)まで。
3000枚(二部作)。
国民の歴史と同じポイント式記述。
徒らな歴史論議にはまらない大叙事詩構想。日本人の各時代の暮しに着目、文学作品や思想史にも注目、
戦後は経済史を無視しない。人間が各時代を生きていた呼吸が伝わるような叙述でありたい。
歴史は民族の生の物語であって、事実の正否を見定める論争書ではない。↑
その基礎作業 進捗状況
(イ) ヴェノナ文書や旧ソ連文書などを通じた主に英米の20世紀史、裏面史、あるいは中ソ関係の暴露史についてインテリジェンス研究家柏原竜一氏とすでに三年目の研究に入っている。研究は今後一段と活発化させる。(ロ) GHQ焚書図書開封と題して本年2月よりTV文化チャンネル桜で放映開始。毎月10冊程度紹介。 昭8-昭和20の国民感情と、日本から見ていた日本国民の世界像を再確立する。同名の書籍の出版も計画中。
(ハ) ニュルンベルク裁判と東京裁判と題した比較共同研究を在独エッセイストの川口マーン恵美さんとすでに開始(「秋の嵐」(三)(四)参照)。いずれ対論と各自の補論をまとめて刊行する。余談だが、『諸君!』3月号に拙論「勝者の裁き――フセインと東條のここが違う」を書いたが、すでに共同研究の成果が早くも少し現われている。
(ニ) その他の文献蒐集もすすむ。ご承知と思うが、『新・地球日本史』①②は、同じ時代のポイント式記述で、編者として私が経験をつませてもらったことは有難い。
以上は『国民の歴史』の現代版を書きたいともう三年も前から言いつづけて少しづつ準備し、『江戸のダイナミズム』の完成に追われて実現できなかった思いを表現してみたまでのものです。
対象時代は1906年から1950年(朝鮮戦争)までの案と、1989年(昭和の終焉)までの案とが考えられますが、平成の衰亡と拉致、領土、歴史教科書、靖国、郵政民営化まで書かないと収まりがつかないように思えます。
当然のことですが、『江戸のダイナミズム』の12ページに及ぶ「参考文献一覧」をみていると、次から次へと新しい研究のヒントが生じ、新しい本のアイデアが生まれてきます。ある人に「先生は200歳まで生きるつもりですか」とからかわれました。
『江戸のダイナミズム』の主題は、要約すると、「詩と言語と文字と音のテーマ」です。古代史は哲学的に書ける世界でもあります。現代史は哲学的に扱うと過ちますが、古代史は「詩と哲学」の世界といってもいいほどです。
というわけで、「詩と言語と文字と音のテーマ」で、例えば哲学的発想で、『柿本人麿論』を書けないかと空想しています。否、空想ではなくて、略体歌・非略体歌をめぐる研究最前線の重要文献をすでにどんどん蒐めているのです。ひょんなことになるかもしれませんし、ならないかもしれません。これはあくまでまだ夢です。
九段下会議という政治的な知識人会議をやっていたのはご存知と思います。昨年解散しました。最後までメンバーとして残った12人が私の許に再結集して下さり、その方々を中核として、その他に私の旧友等も参加して、「坦々塾」と名づける勉強会が結成され、メンバーはいま35人ほどを数えます。この侭いくともう少し増えるかもしれません。でも、気持の合ったクローズドな会です。
何をしているかというと、講師のお話をきく勉強会で、私も講演をし、政治的活動はいっさいいたしません。講師は第一回が宮崎正弘氏、第二回が高山正之氏、第三回が関岡英之氏で、近く第三回が行われ、第四回には黄文雄氏を予定させていたゞいています。
ここで、毎回私が1時間半の講座を持つ約束になっていて、第三回より『江戸のダイナミズム』からの継承テーマとして、『日本の天皇と中国の皇帝』を連続講義することにいたしました。日本・中国・西洋のカミ概念の比較が狙いです。『国民の歴史』の第8章「王権の根拠」の拡大版でもあるといえば分り易いかもしれません。
うまく行くかどうかまったく分りません。途中で私はもうダメだと投げ出してしまうかもしれません。今の日本で流行している天皇論は閉鎖的にすぎるし、中国論は反中国論でありすぎます。もっと相対化した立体的な高い視点からの「天皇考」が必要だと思っていますが、私には荷が重く、これも口で言ってみるだけで一冊の著作になるかならないかまったく分りません。
以下に次は順不同ですが、出版社もきまっていて、いずれも実現しなければならないものばかりを列記します。
2、 あなたは自由か ちくま新書 約三分の一完了3、 ゲーテとフランス革命 「諸君!」連載決定
↑
その基礎作業 ゲーテとの対話 PHP新書200枚 今年前半に約束。4、 翻訳ニーチェ「ギリシア人の悲劇時代の哲学ほか」(中公クラシクス)
2、と4、はすぐ近い将来にお目にかけます。4、はむかしやった仕事の復刻ですが、じつは少年時代のニーチェの文章を新たに新訳で加えようと今毎日訳しています。
ニーチェは高校生のころに三人の幼な馴染と同人活動をやっていました。そのときの文章ですから、私は少年らしい訳文にしたいと、「僕たちは」を主語にしたういういしい気分を表現します。この本は9月刊行予定とききます。ショーペンハウアーの「中公クラシクス」(3冊)は今の時代に珍しく増刷がきまりました。
3、は大仕事です。すでに日録の「秋の嵐」(一)(二)で、構想を報告ズミであるので再論はいたしません。資料はドイツの研究書も、日本の文献もほぼ蒐集終了です。
5、 韓非子 新潮社 約束ズミ6、 わたしの昭和史 続篇 新潮社 約束ズミ
7、 ニーチェ 第三部(人生の義務)筑摩書房
8、双六のあがりは昭和のダイナミズム1000枚
それにまた時局をめぐる雑誌論文もある程度――数をあえてへらしても――書かねばなりません。それと本の出版とは別のことで、連載はありがたいのですが、雑誌を追っていると本を書けなくなります。そこにインターネットが入ると身体が三つに分れてしまいます。
勿論今まで「インターネット日録」を書くことで自説の整理もしていましたし、コメント欄の鋭い観察のことばがいつまでも心に響き、私の思考を豊かにしてくれることもたくさんありました。
日録は役に立っていました。他でできない面白い活動でもありました。でも、最近だんだんゲストエッセーが増えたり、入試問題を出したりするのは、私に時間とこころの余裕がなくなっている証拠でした。
いつ再開できるか分りませんが、将来もう一度やってみたいと思うことがあるかもしれません。そのときは多分、今のスタイルとは違ったブログとして再登場することになるでしょう。
いずれにせよ、私はいまひたすら本を書く仕事に没頭したいのです。まだまだ体力があるのです。
本を書くのに必要な力は知力ではなく体力です。少くとも今の私にとってはそうです。
私の体力維持にご協力下さい。
「西尾幹二のインターネット日録」の休載をお許し下さい。
私は今年の夏72歳になります。年末の病院での血液検査で数値上悪い項目は何ひとつなく、いたって健康です。しかし昨年同級生(旧友)を二人失いました。
今年の冒頭には例年とは異なり、まず自分の喜びを語りたいと思います。それから野心を告知し、そしてその後にひしひしと訪れている内心の空虚感をさらけ出してみたいと思います。
約2年半前の夏、当日録に「私は今夜ひとり祝杯をあげています」(平成16年7月23日)と怪気炎をあげた臆面もない次のような一文を認めたことを覚えていて下さる方もいるかもしれません。
2004年07月23日 私は今夜ひとり祝杯をあげています 昨夜応援掲示板に書いたものですが、こちらにも転載します。====================
1408 私は今夜ひとり祝杯をあげています 西尾幹二 2004/07/23 01:54
2004年7月22日、正確には23日午前1時、「江戸のダイナミズム」第20回完結稿の最後の数枚のゲラがファックスで諸君編集部に流れました。すぐに受領の電話が入りました。今回は題して「転回点としての孔子とソクラテス」54枚でした。これで完結です。もう毎月、月の半分を苦しまなくて良くなったのです。
ああ、なんという解放感!
第一回は2001年7月号でした。3年間の断続連載でした。
ついに終わったのです。嬉しくてたまらない。壮大なテーマで、
私には蟷螂に斧でした。この5日、7時まで書いて、睡眠薬を呑んで、午後1時に起きだす
生活でした。一気に10枚くらい書くのは夜中でないと出来ないのです。昼間は文献調べです。いつまで出来るか分かりません。皆さん、せめて今夜だけ私のために
祝ってください。本は1000枚にもなるので急ぎません。いまひとりウィスキーの乾杯をしています。暑い日々、皆様もおげんきで。
最後に「急ぎません」と書いたのが仇をなして、本当に時間がかかってしまったのです。この前後に『男子、一生の問題』を出したのを皮切りに、『民族への責任』『日本人は何に躓いているのか』『人生の深淵について』『新・国民の油断』(共著)を相次いで出版して、それから小泉総選挙にぶつかり、『「狂気の首相」で日本は大丈夫か』を書いたことはまだ皆さまのご記憶にも新しい処だと思います。
ほかに再刊本二冊(『日本はナチスと同罪か』『人生の価値について』)をワック出版から出し、ショーペンハウアーの主著の旧訳も中公クラシクスで刊行してもらいました。正直私は『江戸のダイナミズム』の完成には研究のし直しの必要もあり、整理と修文が簡単でないことを予感していて、しばらく他の仕事に逃げていたいという思いも多少はあったのです。
あの本はいつ出るのかという期待の声を八方から耳にしました。「つくる会」内紛よりもずっと前に作業を再開していましたが、やってみると、もう一度書き直すくらいの労力を要することに気がつきました。新しい難問に次々とぶつかり、補説の必要も生じ、膨大量の注の作成その他にも手間を取り、担当編集者にも苦労をかけ、溜息の出る思いのすることが何度もありました。
すでに昨年末にご報告している通り、本は完成しました。全640ページ、図版25枚、注(二段組34ページ)、参考文献一覧(二段組12ページ)、そして索引は人名・書名・事項の三種類です。本は1月26日に店頭に出ます。表紙は16世紀の世界地図。定価は2762円です。文藝春秋刊。すべては作品をご覧いたゞく以外になく、どうか宜敷くお願いします。
まず目次をご紹介します。
登場人物年表 4第一部 前提編
第一章 暗い江戸、明るい江戸 10
第二章 初期儒学者が見据えた「中華の『華』はわが日本」 27
第三章 日・中・欧の言語文化ルネサンス 48
第四章 古代文献学の誕生――焚書坑儒と海中に没した巨大図書館(アレクサンドリア) 66
第五章 ホメロスとゲーテと近代ドイツ文献学 88
第六章 探しあぐねる古代聖人の実像 111
第七章 清朝考証学・管見 137
第八章 三段の法則――「価値」から「没価値」を経て「破壊と創造」へ 164
第九章 世界に先駆ける富永仲基の聖典批判 187第二部 展開編
第十 章 本居宣長が言挙げした日本人のおおらかな魂 216
第十一章 宣長と徂徠の古代像は「私」に満ちていたか 241
第十二章 宣長とニーチェにおける「自然」 269
第十三章 中国神話世界への異なる姿勢――新井白石と荻生徂徠 295
第十四章 科挙と赤穂浪士 325
第十五章 十七世紀西洋の孔子像にクロスした伊藤仁斎 353
第十六章 西洋古典文献学と契沖『萬葉代匠記』 383
第十七章 万葉仮名・藤原定家・契沖・現代かなづかい 414
第十八章 音だけの言語世界から誕生した『古事記』 456
第十九章 「信仰」としての太陽神話 489
第二十章 転回点としての孔子とソクラテス 519注 549
あとがき 583
参考文献一覧
人名索引 /書名索引 /事項索引
「登場人物年表」という日中欧の思想家の名の年代差を示す表が興味を引くはずですが、本を開いてみていたゞくしかありません。代りに、広告帯の裏面にのせられた「あとがき」からの短い抜粋文を掲示しておきます。
限りなき神の世界の探求地球上で「歴史意識」というものが誕生したのは地中海域とシナ大陸と日本列島のわずか三地点です。そこで花開いた「言語文化ルネサンス」は文献学の名で総括できますが、それは単なる学問ではありません。認識の科学ではありません。古き神を尋ね、それをときには疑い、ときに言祝ぎ、そしてときにはこれの背後に回り、これを廃絶し、新しき神の誕生を求めもする情熱と決断のドラマでもありました。
(本書・あとがきより)
この本は可能な限り学問的手続きを踏んでいますが、学者の研究書ではありません。私は学者という存在を信用していないのです。学者は「評価」を逃げるからです。歴史上の人物を列記して、記述していく場合に、大抵の学者は歴史上のどの人物をも平等に扱おうとし、どれをも良しとし、良し悪しの価値のアクセントをつけません。
私はこの本で新井白石、荻生徂徠、僧契沖、本居宣長の四人に例外的特権を与えています。さらにその中でも徂徠と宣長を上位に置きます。それ以外の思想家もたくさん扱っていますが、価値の上で明らかに差別しています。例えば伊藤仁斎には低い評価を与えています。勿論その理由を明記しています。
ヨーロッパと中国の古代をどう評価し、どう理解するかもこの本の眼目の一つです。ギリシア・ローマの古典古代はアラビア人の歴史に属するのであって、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアに独自の古代はありません。他方、中国に近代はなく、中国はいまだに古代専制国家体制のまゝなのかもしれません。
ここでいう「近代」というのは丸山真男が荻生徂徠に託して「主体性」の名において語った単眼的な内容のものではありません。近代性は神秘の反対語ではないのです。神秘を信じ、かつ否定し、神の背後に回ってこれを懐疑し、しかるのちさらに神を探求し、模索し、新たな神秘を決断する精神のことです。
宣長にも徂徠にもそれがあります。ニーチェやドストエフスキーのような人神思想が日本にはあって、中国にはありません。たゞし明治以後の日本にもそれらはありません。明治以後の日本に存在を許されたのは思想の教師であって、思想家ではありません。江戸に比べると明治以後の日本は恐ろしく平板で、見窄らしいのです。
まあ、そんな説明をいくらつづけても仕方なく、本を読んでいたゞくしか方法がないのですが、私はこの本で日本の思想界に一つの新しい価値の標識を掲げようと企図しているのです。
それがどれくらい分ってもらえるか判然としない不安が私を捉えているのではありません。私が先に暗示した「空虚感」とは、世間から理解し、評価してもらえるかどうか分らない不安なのではなく――そんなことを私はこの歳でとうの昔に卒業しています――私の指し示す神がまだ不確かで、私の目指した価値がまだ歴史の岩盤に届いていないのではないか、という不安なのです。
私はまだ到底覚束ない身なのに、仕事のできる残された年月は短くなり、この本を起点に次をどう探求したらよいのか、次第に選択の可能性が小さくなっている昨今の不明が私を迷わせているのです。
道なお遠く、歩みは遅々としていて、目標だけが見えるがゆえの不安なのです。
未刊行の「江戸のダイナミズム」からの引用はここで終ります。
「ハンス・ホルバインとわたしの四十年」はなおしばらく続ける予定ですが、丁度雑誌原稿の〆め切と重なり、私が今時間がとれないので、次回はゲスト・エッセイを紹介させていただきます。
なお、コメント欄で「意見の小さい違いこそ決定的な違い」という私の語に対し、vagabondさんが「「小異を捨てて大同につく」ことの方が大切ではないかと問い質された問題に対し、少し時間をおきますが、後日、私からきちんと応答する予定です。
「つくる会」退会の挨拶文
前略
私は「新しい歴史教科書をつくる会」の創設に携わり、平成13年10月まで同会の会長、さらにその後も 名誉会長の名で今日まで9年余り会の維持と発展のために微力を尽くして参りました。昨年私は古希を迎え、同会の新しい指導体制も確立した潮時でもあるので、このたび名誉会長の称号を返上して、名実ともに完全 に同会から離れ、書斎にもどることといたし度、同会幹部の合意をいただきました。
もとより私の思想活動に変更はなく、著作面でもやらねばならぬことが山積している事情を顧みての措置です。
今後も関係各位におかれましてはひきつづき会へのご理解とご支援を賜るよう、切にお願い申し上げます。
西尾幹二
日本文化チャンネル桜の「西村幸祐氏の報道ワイド日本」に私は次のように出演することをお伝えします。
23日(金) 20:00~21:00
24日(土) 1:00~ 2:00
24日(土) 10:00~11:00
次はどうでもいいことですが、12月30日21:00~ 1:00と1月1日17:00~21:00に隠し芸大会があるそうで、私が歌謡曲を歌います。
» 続きを読む去る12月1日よりhttp://nitiroku-nishio.jp/blog/(独自ドメイン)のアドレスが手違いによりアクセス不能となっておりました。その間も、http://nishio.main.jp/blog/(サブドメイン)のアドレスはアクセス可能でしたが、一部の方がアクセスできなくなっていたようです。
ここにお詫び申し上げます。
尚、以前より移行を準備していたことでもあり、12月4日より「西尾幹二のインターネット日録」のアドレスを、覚えやすいhttp://nishiokanji.com/blog/(独自ドメイン)とさせていただきました。
従来のアドレス(前述の2つ)にアクセスしていただいた場合も、自動的に新アドレスに切り替わるよう設定しておりますが、この機に「お気に入り」を上書きして、このアドレスに書き換えていただきますよう、お願いいたします。
また、サーバー移転に伴い、携帯電話用のアドレスもhttp://nishiokanji.com/cgi/mt/mt4i.cgi?id=2と変わっておりますので、お気に入りを入れ替えてください。
「福田恆存を語る」講演のご案内
昨年私が福田恆存先生について講演をした同じ団体が今年は佐伯彰一氏を招いて、以下のような講演会を開催するので、ご紹介しておく。
昨年当會議は、福田恆存歿後十年記念の講演シンポジアムを開催し、諸賢の注目を聚めました。
本年は、(財)世田谷文学館と共催し、福田先生の生前最後の対談者でありました佐伯彰一氏を講師にお迎へします。佐伯氏は、三島由紀夫氏の理解者としても夙に知られてをり、福田、三島両氏の関りを考へる上では、きはめて貴重な會合になるものと確信してをります。
尚、当日は福田先生の書簡(世田谷文学館所蔵)と遺品の展示を行ひます。
記
日 時 平成17年11月19日(土)午後2時30分開演(開場は30分前)
會 場 世田谷文学館(京王線蘆花公園駅南口下車歩5分)
講 師 佐伯彰一「四つの出會い」
参加費 500円 定員150名
※ 参加御希望の方は、電話またはメールにて事前にお申し込み下さい。
電話 03-5261-2753(夜7時~10時)
E-mail bunkakaigi@u01.gate01.com(氏名、住所、電話番号、年齢を明記)
平成17年11月吉日
現代文化會議 新宿区市谷砂土原町8番地3-109
===========================
お知らせ《 緊急集会! 》
皇室典範改悪阻止!!「草莽崛起」国民大会
二千年以上続いた日本の国体・国柄が、今、一部の人々の手によって改悪されようとしています。
日本が日本で無くなる危機が迫っています。
先帝陛下が『耐え難きを耐え、忍び難きを忍び』守られた日本の国体、これを私たちの世代で壊してはなりません。
GHQ司令官マッカーサーですら変えられなかった、世界最古の国、日本のあり方、その中心たる御皇室と皇統を、私たち日本国民の手で守り抜きましょう!
【日時】 平成17年11月18日(金) 開場18時30分 開演19時(21時終演予定)※入場無料
【場所】 なかのZERO 大ホール
※JRまたは東京メトロ東西線中野駅南口から徒歩8分(東京都中野区中野2-9-7 03-5340-5000)
【登壇者】井尻千男、伊藤哲夫、伊藤玲子、遠藤浩一、小田村四郎、加瀬英明、河内屋蒼湖堂、小堀桂一郎、名越二荒之助、西尾幹ニ、西村幸祐、平田文昭、宮崎正弘、三輪和雄、百地章ほか。(50音順)
【共催】全国地方議員1000名日本大勉強会実行委員会、神奈川草莽議員の会、日本政策研究センター、日本世論の会、建て直そう日本・女性塾、新日本協議会、英霊にこたえる会、皇位の正統な継承の堅持を求める会、誇りある日本をつくる会、人権擁護法案に反対する地方議員の会、靖国神社へ参拝する全国地方議員の会、(社)国民文化研究会、チャンネル桜草莽会、三遷の会、日本文化チャンネル桜社員同志会ほか。
【後援】 皇室典範問題研究会。
【報道】衛星放送スカパー!767ch「日本文化チャンネル桜」、インターネット「チャンネル桜オンラインTV」ほか。
【連絡先】 全国地方議員1000名日本大勉強会事務局
電話:03-6419-3825 FAX:03-6419-3826
E-mail soumou@ch-sakura.jp
◎ ○ ◎ ○ ◎
下記の通り、講演会を開催いたしますのでご案内いたします。■衛藤晟一前厚生労働大臣激励講演会
日程:平成17年8月28日(日)
時間:13:30~15:30
会場:市町村会館2階ホール
(※大分県庁のとなり)■古川禎久議員激励講演会
日程:平成17年8月28日(日)
時間:20:00~21:30
会場:宮崎県都城市・小松原地区体育館■城内 実議員激励講演会
日程:平成17年8月29日(月)
時間:18:00~20:00(予定)
会場:静岡県浜松市・浜北市商工会館3階会議室なお、いずれの選対も電話隊などが不足しているとのことです。
ボランティアでご支援いただける方がございましたらご連絡いただければ幸いです。
6月末~7月の私の公開活動
《評論》
「靖国で譲れば次は『天皇制廃止』だ」
(特集・中国に譲る勿れ)『Will』8月号
《出版》
編著『新・地球日本史2』
扶桑社刊 ¥1800
周知の産経新聞好評連載の後半部で、現代史の中で最も重大かつ議論を呼ぶテーマを18氏が論じる。巻頭に三浦朱門氏と私との対談があり、新聞掲載時の対談の約3倍の分量。また巻末で私は書き下ろし新稿「日本人は運命の振子を自ら動かせたか――あとがきにかえて――」を掲載し、責めを果した。
《増刷》
『民族への責任』増刷決定!
《講演筆録》
「ヨーロッパ人の世界進出」
藤岡信勝+新しい歴史教科書をつくる会編
『歴史教科書10の争点』の中の第三章。
徳間書店刊 ¥1500
《テレビ出演》
TVタックル「靖国問題を徹底討論する」(仮題)
7月11日(月)21時~22時テレビ朝日
《記者会見》
船橋西図書館焚書事件・最高裁判決を受けて
7月14日(木)10時30分の判決以後、
時間未定 法務省記者クラブ
《講演》
「これでよいのか!日本の姿勢」
7月9日(土)午後2時~4時30分
鎌倉市 鶴岡八幡宮境内 直会殿
(JR鎌倉駅下車 徒歩10分、Tel 0467-22-0315)
参加費: ¥1000
主 催: 教育を考える湘南地区連合会・鎌倉市の学校教育を考える会
教科書を良くする神奈川県民の会
代表連絡先: Tel 0467-43-2895(木上)
《シンポジウム》
サマーコンファレンス2005道徳力創造セミナー
7月23日(土)15時30分~18時
名古屋国際会議場(名古屋市熱田区西町1-1、Tel 052-583-7711)
基調講演: 西尾幹二
パネリスト: 兼松秀行、陰山英男、水野彌一
参加費: 入場無料
主 催: 日本青年会議所
代表連絡先: Tel 090-8991-7123(宮崎修)
『新・国民の油断』の改版について
『新・国民の油断』の128ページ後半部分に誤解を招きかねない記述があり、129ページの写真の無断使用にも遺憾の意を表し、同書は店頭からいったん回収された。しかし問題の個所を修復して、あらためて店頭に出すことになっている。ご迷惑をかけた関係各位にお詫びする。本全体の内容には格別の影響はないので、今後も読み継がれ、社会批判の一書として重要な役割を果たしつづけることを疑っていない。
★日本文化チャンネル桜に次の3回出演します。★
6月7日(火) 20:00(30分)
報道ワイド日本 水島総氏、鈴木邦子氏
6月8日(水) 19:00(1時間)
明日への選択 伊藤哲夫氏
6月15日(水) 22:00(1時間)
大道無門 渡部昇一氏
以下の3点において日録をリニューアルします。(一)[ブログとしての日録本体]
1)西尾幹ニのコラム
2)新人のコラム(不定期・週1回予定)
3)海外メディア記事の紹介(不定期)
日本に関する海外メディアの記事をピックアップして日本語に翻訳して紹介という3部構成でお届けしたいと考えております。
1)は今まで通りの西尾幹ニの日録
2)についてですが、既存のメディアでまだ十分にご活躍になっていない方を対象とします。
その中には、日録の読者も含まれます。
西尾先生による選考の上、一定のレベルをクリアしている方に日録への参加権を認めることも視野に入れることとなりました。そこで、我こそと思わん方の参加をお待ちします。
応募要綱
2)については特にジャンルを定めませんので800字程度のブログエントリとしてのコラムをnishio@hz.sub.jpまでメールにて送付してください。※採否の発表は当日録において行ないます。個別のお問い合わせには応じられませんので、悪しからずご了承下さい。
※下記のような場合は、審査対象から除外させていただきますのでご注意下さい。
・住所、氏名等の情報が明記されていない場合西尾先生による選考の上、このエントリ上で該当者を発表し各々1回ずつ日録上に文章が掲載されます。
その後の評判により、2)については専用カテゴリーを設け、定期的な継続をお願いする予定です。(二)[会員制サイト設置]
これは全く新しい試みです
実名、プロフィール公開を原則とした会員制サイトを設け、より深く掘り下げた論考を展開したいと思います。
ここでは、西尾先生以外に西村幸祐氏、遠藤浩一氏他何人かのプロの書き手の方にも参加いただく予定です。
何度かの議論を行なった後、西尾先生を含む可能な限り全員での飲み会を予定しています。
やはり、直接会って気心の知れたほうが議論に身が入り実りあるものになるだろうとの考えからこうなりました。
とは言え、人となりがわかりませんので当初は推薦制とさせていただきます。
メンバーの推薦により広げていくつもりです。
ソーシャルネットワーキングのようなものとお考え下さい。
まずはパスワード制の専用掲示板を設けます。
先述の2)のライターさんはもちろん当初より参加していただきます。(三)[オピニオン掲示板について]
上記の変更により、オピニオン掲示板は日録のコンテンツから外れ一般リンクへの組み入れとなります。
つまり、西尾幹ニの公式サイトの扱いではなくなるということです。
2005,0601,17:55 遠藤浩一氏の名前とリンク追加訂正
以下の会が開催されます。
この会の成功如何に、法案の成否はかかっているようです。
是非誘い合わせてご参加ください。
======================
「 人権擁護法案を考える緊急大会(仮称) 」
日時 : 平成17年4月4日(月)18:30開会
場所 : 日比谷公会堂 入場無料
登壇者 : 長谷川三千子氏・西村幸祐氏
主催 :人権擁護法案を考える市民の会
先日、横浜関内で行いました講演会の模様の放送が、日本文化チャンネル桜であります。
前編 平成17年3月17日(木)夜12時~1時
後編 平成17年3月18日(金)夜12時~1時
講演 「これでよいのか日本の弱腰外交
――正しい現代史の考え方――」
平成17年3月13日(日)
午後3時30分より90分
会 場:横浜市中区「関内ホール」
JR関内駅北口下車 徒歩5分
TEL 045(662)1221
参加費:¥1000
主 催 :教科書を良くする神奈川県民の会
連絡先:大西裕氏 TEL045(575)2603
新刊 「人生の深淵について」
洋泉社刊 ¥1500
3月7日店頭販売
内容目次は次の通りです。
怒りについて
虚栄について
孤独について
退屈について
羞恥について
嘘について
死について
宿命について
教養について
苦悩について
権力欲について
著者覚書
解説 小浜逸郎
(1)西尾幹二責任編集『新・地球日本史』1
――明治中期から第二次世界大戦まで――産経新聞社刊、発売扶桑社。
¥1800――2月28日店頭発売
第一巻「明治中期から第二次世界大戦まで」
(2)「中国領土問題と女帝問題の見えざる敵」42枚
『正論』4月号、短期集中連載「歴史と民族への責任」第二回
論文の後半で私は初めて皇位継承問題について踏みこんだ発言をした。今まで誰も予想しなかった「敵」の所在を指摘し、首相諮問機関有識者会議の迂闊さと呑気さと無自覚ぶりを指弾した。『文藝春秋』3月号の皇室問題特集を読んでも、「敵」が何であるかを誰も見ようとしないし、見えていない。国民が皇室を守ろうとする意思を示し、今しっかり用意する機会をもたなければ、20-30年後に天皇制度はなし崩しになくなるだろう。私はそう書いた。大切な論文なので注意していただきたい。
講 演
「国家解体をどう阻止するか――ジェンダーフリーと南西領土問題――」
1月30日(日)午後6:00~8:00
長崎県佐世保市 アルカスSASEBO(JR・MR佐世保駅から徒歩3分)
参加費:¥1000
主 催 :日本会議長崎
連絡先:090-8295-8969朝永氏
0958-23-9140北村氏
日本会議長崎事務局
〒850-0006長崎市上西山町19-3
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.jpg)
(1)八木秀次氏との共著『新・国民の油断――「ジェンダー」「過激な性教育」が日本を亡ぼす――』
1月11日店頭発売。386ページの大著。
PHP研究所刊 ¥1500(特価)
(2) 平松茂雄氏との対談「領海侵犯は偶然ではない」Voice2月号
1月10日発売
特集・「日中友好」は終った、の中の一つである。
この特集には古森義久、岡崎久彦、櫻井よしこの各氏が執筆している。
この2~3年でVoiceはすっかり甦った。ひところ目的不鮮明の雑誌になって、売行きの落ちた時期があったが、最近はそれ以前の代表的オピニオン誌の立場に再び復帰した。一層の発展を祈る。
(3) 講演加筆再現「行動家・福田恆存の精神を今に生かす」諸君2月号
12月25日に店頭に出たので、これについてはすでに詳報した。
つくる会第27回シンポジウム
国民の油断 ジェンダーフリー・領土・教科書
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
親よりもすすんだ子供の性知識と野蛮な言葉狩り・映像干渉
伝統的家族・社会を蝕んでいくジェンダーフリー派のソフトファシズム
もはや尖閣にとどまらず、沖ノ鳥島から沖縄全域が脅かされている南西領土問題
そして、歴史だけでなくすべての教科に広がる教科書の反日・無国籍化
驚くべき写真やフィルムで次々に明らかにされる衝撃的な現実
あなたは、この亡国的状況に果たして耐えられるか?
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パネリスト:平松茂雄、工藤美代子、中西輝政、西尾幹二、八木秀次
日 時 :平成17年1月23日(日)13:30開場/14:00開演/18:00閉演
会 場 :銀座ブロッサム
東京都中央区銀座2-15-6
地下鉄有楽町線 新富町駅 1番出口 徒歩1分
地下鉄日比谷線・都営浅草線 東銀座駅 3・5番出口 徒歩8分
前売り券:¥1800下記にて発売中(当日券は2000円)
● ローソン(Lコード:39806)
● チケットぴあ(http://t.pia.co.jp)
(Pコード:603-656、取扱いはセブン・イレブン、ファミリーマート、サンクス)
(TEL 0570-02-9966・自動応答)
*つくる会会員の方は「史」11月号をご参照の上、お申し込みください。
主催・問合せ
新しい歴史教科書をつくる会
TEL 03-5800-8552
FAX 03-5804-8662
http://www.tsukurukai.com
私は今日、10月17日(日)(関西の読売テレビ)
西日本だけのテレビ、よみうりテレビ「たかじんのそこまで言って委員会(調査結果記入欄あり)」に出ます。
テーマは「日本の自虐史観と反日」。
放送は17日(日)午後1時30分ー3時。
関西、中国、九州地方5局ネット。
《 10月17日放送分の出演者(予定) 》
◇司会 やしきたかじん、辛坊治郎
◇パネラー 三宅久之、金美齢、井沢元彦、荻原博子、宮崎哲弥、橋下徹、 桂ざこば、くまきりあさ美
ゲスト:西尾幹二
(1)自虐史観と反日教育
(2)どたんばの人々
(3)韓国の風俗嬢デモ
緊急公告(一)(二)のComments欄の中になにか説明のできない異様なものを感じ、私はComments欄の閉鎖を実施した。その異様なものの正体がいち早く本日明らかになった。
Irregular Expression(Google検索で簡単に出せる)に8月19日と20日付けの両日にわたり次の内容が掲載された。Commentsにまぎれこんでいた主張の多くがこのサイトの関係者に由来することは以下で明らかになった。
=================
August 19, 2004 西尾幹二のソース ロンダリング「空白の10分間」
うちのコメント欄にも2度ほど書き込んであったが、なにやら保守論客の重鎮 西尾幹二氏が小泉総理訪朝の際の大スキャンダルを知り、それに関して読者の情報提供を求めている模様。まずは「西尾幹二のインターネット日録:緊急公告」をご一読下さい。
これを読んですぐ連想されたのは「従軍慰安婦問題」とか「木村愛二のでっち上げ小泉レイプ裁判」。
西尾氏が「10分の空白」のソースとしているのが中西氏のVoiceに掲載された論文、そしてその中西氏の論文のソースになっているのは「外国人の外交筋」と「テレビ朝日のニューススクランブルで語られた事を書き取ったメモ」。以下西尾氏のblogから引用:
従って、氏は「空白の十分間」は誰もが知っている明白な事実と思っていたそうです。
しかし、何日経ってもこれが重大ニュースになりません。それどころかマスコミの表からはいっさい消えてしまいました。5月25日か26日かを境にまるで雲がかき消えるように消滅してしまったのです。不思議でなりません。私が報道関係筋に聞いても知らぬ存ぜぬです。官邸筋の秘匿意図が働いているのかもしれません。それほど重大な事柄なのでしょう。
以下のことでご存知のかた、至急Commentsに書きこんで下さい。
「10分間の空白」について
1)テレビで聞いて自分も知っている。
2)そのときのビデオを持っている。
3)中西氏以外のなにかで別に読んだ記憶がある。
4)そのときの関連の活字をもっている。
5)その他
中西氏はテレビで見たので明白な事実だと思った
↓
でもそれ以降重大ニュースとして取り上げられない
↓
報道関係筋に聞いても知らぬ存ぜぬ
↓
きっと官邸が情報隠蔽してるに違いない!
凄い論法だな。中西氏が「テレビ朝日の5月24日か、25日か26日かの、ニューススクランブル(正午12:00~)で自明のこととして語られていた」とまでソースを明示してるんだから、そこに先ず当たったんだろ?西尾氏は朝生とか出演してたんだからテレ朝に知己は多いだろうが。それで情報収集したにも関らず「知らぬ存ぜぬ」だったら、まず可能性として上げられるのは中西氏の記憶違いじゃないの?
それを一足飛びに「官邸筋の秘匿意図が働いているかもしれない」って陰謀論に結びつけるのはちょっと電波きつ過ぎ。で一般読者に「空白の10分」のソース提供を呼びかけているが、その時点で西尾氏は「空白の10分」を既成事実化してるわけ。
そもそも、中西氏のVoiceに掲載された論文自体「『空白の10分』が正確だったら」という非常に曖昧な前提で「小泉首相の個人的な弱みが有ったかもしれない」「それを持ち出されたかもしれない」「殿ご乱心状態だったかもしれない」と次々と妄想を重ねてる。で積み上げられた妄想の結論が「国家としてのギリギリの安全装置も機軸も失ってしまったのである」と断定系。おいおい、前提条件が「だったら」とか「かもしれない」なのに結論は「である」かよ。笑える。
西尾氏がお好きなような陰謀論に乗っ取って読み解けば、西尾の行動は別に「空白の10分」のソースを本気で欲しがってる訳じゃなく、「空白の10分」は有ったはずでそれが隠されている、という前提を「読者にソース探しの作業をさせる」事によって「既成事実化」したいだけ。
いやー、サヨクっぽいね。やってる事が木村愛二と全く同じ。あの一件も「小泉のレイプ事件は地元市議の間でも周知」とかネットで書きこしまくり、しまいにはアホな民主党議員がYahooの掲示板に書いてあった事をソースに国会で代表質問。こんどは「国会で代表質問までされた小泉レイプ裁判」とデタラメなソースを元にした国会質問が「ソース化」してしまってた。これぞ「ソースのマッチポンプ」。非常に今回の西尾氏の手法と酷似している。
まぁ西尾氏自身、木村愛二のデタラメ裁判(しかも裁判所からはっきりと否定されたこと)をblogでさも信憑性があるかの如く取り上げてまで小泉批判を展開した人だから、きっと根っこは同じなんだろうけどさ。
しかし、侮る無かれ保守論壇。さらに読み解けば西尾氏のソース弄りテクは木村愛二を超えている事が判明!
実は、西尾氏の呼びかけに応じて彼のblogのcomment欄には下記のような2つの情報が寄せられていた
2chからのコピペ
********************************************************
462 :日出づる処の名無し :04/08/18 08:28 ID:c3fd7cdx
>>445
6/17にワイスクの夕刊キャッチアップで、夕刊フジだか日刊ゲンダイだかの記事を紹介してたよ。
それ一回しか見てない。
実況スレの過去ログチェックもしたけど、5月24-26日にそういうカキコはなし。
5月24-26日というのは勘違いじゃないの?
400 名前:LIVEの名無しさん :04/06/17 13:06 ID:/zH8yZis
夕刊キャッチアップ
日朝会談で「10分間の怪しい密談」(どこの記事か不明)官邸関係者によると
日朝会談当日、平壌の薮中局長から細田官房長官へ電話が入り、会談があっさり打ち切られたことを聞くと官房長官は激昂した。薮中氏は「最後は私達も外された。密談になった。」と話した。
通訳だけで何が話し合われたのか。最初に日本側のカード全部が切られたから会談は終始向こうのペースであった。そんなムードでの密談であり中身は想像に難くない。
援助の要請は1500億円という説もあり~在日商工人によるミッション派遣構想?もどうたらこうたら
この記事本当?
川豚「この記事よく読むと通訳は両方いるはず~(何言ってるのかよくわからず)
機密として保存されているから事実としては考えにくい」 ********************************************************
Posted by abc at 2004年08月18日 17:20
ようやく見つかりました。
6月17日、テレビ朝日放送系列で確かに放映されていました。
タイトルもずばり
「日朝首脳会談 10分間の怪しい密談が発覚!?」です。
これで、肩の荷もおりました。ほっとしましたよ。
Posted by 無頼 at 2004年08月19日 11:44
また別の掲示板でも下記のような書き込みを発見
万景峰号の入港を阻止する会 掲示板
[16166] 先月の訪朝で小泉と金の間にサシの密談があった? 投稿者:神奈川太郎 投稿日:2004/06/17(Thu) 18:07
今日の日刊ゲンダイでは、先月の訪朝のときの会談で薮中局長などの随行員を排除して、小泉と金正日だけの密談の時間が10分間ほどあったことが記事になっています。
同記事では、首脳会談が終った後に、薮中局長から細田官房長官宛に電話があり、あっさり会談が打ちきられたことを報告。それを受けて『何だって!君たちは一体何をやっていたんだ』と詰め寄る細田官房長官に対して、薮中局長は『最後は私たちも外された。総理と総書記の密談になってしまった』と言い訳をしたとのことでした。
しかし、10分間というわずかな時間に二人は何を話したのでしょうか?
勿論、通訳を介しての会談ですから、実際は5分程度のものでしょうが、小泉のことですから独断でとんでもない約束をしてこなければいいのですが。
何やら、だんだんきな臭いことになってきましたね。
これらの情報を総合すると6月17日付けの「日刊ゲンダイ」の与太記事をテレビ朝日ワイドスクランブル内で夕刊紙の記事を読み上げるだけのコーナー「夕刊キャッチアップ」で紹介して、しかも「事実としては考えにくい」って言ったって事だ。
おいおい、西尾くんよ、アンタがソースとして示した「テレビ朝日の5月24日か、25日か26日かの、ニューススクランブル」って何よ?「自明のこととして語られていた」って何よ?「しかし、何日経ってもこれが重大ニュースになりません。それどころかマスコミの表からはいっさい消えてしまいました。5月25日か26日かを境にまるで雲がかき消えるように消滅してしまったのです。」って何よ?
この妄想電波野郎め!
「日刊ゲンダイ」→「テレ朝」→「VOICE中西論文」→「保守論壇の重鎮西尾幹二」→「インターネット」
要するに西尾幹二氏が狙っていたのは、怪しい怪しいイエロージャーナリズムの与太記事を、発信元を複雑化する事によって信憑性を増し、インターネットに大放流して公知の事実にしてしまうって事だったの?すげー!「ソースのマッチポンプ」を越えるね。これってマネーロンダリングならぬ「ソース ロンダリング」だよな。
ネットで流れる「小泉空白の10分間」のソースは「西尾幹二とテレ朝」になるんだろ。そこには「テレ朝は単に日刊ゲンダイの記事を紹介しただけ」って一言も触れられないんだろうな。そうやってデマが既成事実として取り扱われる。。。
すげーーー
木村愛二も西尾幹二のソースロンダリングのテクニックを学んで小泉レイプ裁判起こせばよかったのにね。さすが保守論壇のウチゲバに勝ち抜いて重鎮の座を得ただけのことはあって、西尾幹二くんの策謀は手が込んでて素晴らしいね。
デマだか妄想だかわからん事をネタに保守同士のウチゲバ工作やってるうちに、「在日外国人参政権」を実現しようと民団・総連に民主党やら公明党が着々と準備を進めてるんだぞ。保守論客としてもっとやるべき事が有るんじゃないの?ちゅうか実はあんた国家のことなんてなーんも考えてない?そういう街宣右翼みたいなことばっかやってると英霊達の怒りの天誅喰らうぞ!
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以上はごらんの通りCommentsからの引用で占められている。小泉首相を支持する知識人は周知の通りクライン孝子氏ひとりである。
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在日外国人参政権を阻止する為に、ごめんなさいAugust 20, 2004
昨日のエントリーで書いた西尾幹二氏のソースロンダリング批判についてご立腹の方も多いようだが、ほんとに保守同士で喧嘩してる場合じゃないって。
クライン孝子氏のWEBサイトより(リンク先まで熟読をお勧め)
・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・
正直今の自民党は選挙結果でも分かる通り、単独政権を維持できる議席が無い。構造改革を強烈に進め橋本派の利権を切り崩した結果、支持団体からもそっぽを向かれてる状況。さらに輪をかけてマスゴミの極端に歪んだ民主マンセ報道。で選挙で民主党と公明党をのさばらせた結果がこれだよ。連立政権を組む公明党への譲歩として与党は次の臨時国会で在日外国人参政権を審議しなくちゃならなくなった。
北朝鮮拉致問題は勿論大事な事だ、国家として主権を侵害され国民を危険に晒してしまった事に対しキッチリ落とし前をつける必要がある。その方法論を巡っての議論は大いに戦わせれば良いが、ウチゲバ的な誹謗中傷足の引っ張り合いをして仲間内でお互いの体力を消耗させる事によって、今、目の前で進められようとしている主権侵害を見逃す事こそ愚の骨頂。
是々非々、これがとても大事。
西尾氏支持の方、もし昨日のオレの物言いでむかついたらそれは謝る、ごめんなさい。ただしオレの言いたかった事も理解して欲しい。俺等は身内で死ぬまで殴り合ってちゃいけないんですよ。
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私はデマを流しているのではない。一つでも証拠がほしいから「緊急公告」で情報を求め、そして成功したのである。何とかその日の新聞も入手したいものと考えている。
テレビの6月17日ワイド・スクランブルで分った通り、「空白の十分間」の情報源は外務省事情通と官邸事情通である。外務省にも官邸にも、小泉首相の北朝鮮外交に疑問をもち、批判的な意見をもつ人々は少なくないものと私は思っている。官僚諸君よ!起ち上りたまえ。何も恐れることはない!
ところで、発売されたばかりの『週刊現代』9月4日号に、「安倍晋三幹事長『派閥結成』へ始動!」の文章がのっている。安倍氏は幹事長を辞し、入閣もことわる気らしい。もしその通りになるなら、意気は壮なり、真の国士の気概ありだ。「安倍勉強会」結成と「若手の会」発足に向けて動き出すらしい。
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安倍がこのタイミングで一連の動きに出た理由は何なのか。安倍周辺の議員はこう解説する。
「一言で言えば、小泉首相に見切りをつけたということです。先の参院選は、明らかな敗北。しかも『人生いろいろ発言』に代表される小泉首相自身のふまじめでいいかげんな態度が国民の反発を買い、頼みの支持率が急降下するなかで負けるべくして負けた。なのに、小泉首相は懲りもせず、選挙後も『いろいろ発言』を連発し、世論の『小泉離れ』に歯止めがかからなくなっている。安倍さんからすれば、このまま一緒に野垂れ死になどとんでもない、抱き合い心中など真っ平ごめんというのが本音でしょう」
===============
これはただの権力闘争ではない。日本の保守が生命力を蘇らせることができるか否かの岐れ目である。
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勉強会の構想の浮上と前後して、安倍は周辺に、小泉批判をぶちまけている。
「小泉さんはどうしようもない。外交も防衛政策も何も分っていない。前から分っていないと思っていたが、あそこまで分かっていないとは思わなかった。もう限界だ」
「このままでは自民党は次の参院選で負ける。次の衆院選は自民党政権で行う最後の衆院選になるかもしれない」
なにしろ日ごろの小泉は、「レクチャーに行っても、大概は目をつぶっている。もしかしたら起きていて聞いているのかもしれませんが、ほとんど寝ているんでしょう」(内閣官房幹部)
と役人が呆れるほど、郵政民営化以外は政策にほとんど無関心。その不勉強ぶりは歴代首相の中でも突出していると言われるが、最近の日朝交渉や日本人拉致問題への対応、防衛問題を巡るハチャメチャぶりは、安保・防衛政策と拉致問題解決をライフワークとする安倍にとって我慢の限界を越えたようだ。
・・・・・・・・・途中略・・・・・・・・・
(首相が)拉致問題を人気取りのパフォーマンスに利用する姿勢についても、ことあるごとに不満を漏らしており、「日朝交渉では他人に言えない秘密のことをやったので、俺は蚊帳の外だった」と、拉致被害者の帰国に当ってカネが動いたといわんばかりの発言もしていた。
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「他人に言えない秘密のこと」という一語がここにも不気味に表現されている。ともかく「なにか」があったのである。それは永遠に分らないかもしれないし、案外簡単にバレるかもしれない。
・・・・・・・・・・・・・・
*管理人注
タイピングミスによる修正を行いました。
西尾先生ならびに、関係の皆様にご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
「空白の十分間」の情報源は外務省と官邸である。
↓
「空白の十分間」の情報源は外務省事情通と官邸事情通である。
(9/15 11:13 最終削除修正)
個人の言論は無力なものである。いつも言っていることだが、個人の言論が政治を動かすことはほとんどない。
細い糸をたぐるようにして、現実の一端に少しでも触れようとしている私とその協力者たちの必死の努力を頭から理解しようともしていない人々の意見がComments欄の三分の二くらいあるのを知り、いったい何を恐れているのかと怪しんだ。そこに一定の政治的意図も感じたので、これ以上は無意味と考え、Comments欄を閉鎖することにした。
これら無理解な人々に反論して下さった理解者に感謝する。理解している人は最初から理解しているのである。そして理解者の大半は必ずしも書き込みはしない。
「緊急公告」(三)は新しい現実を発見し次第、それを報告するために遠からずだされるであろう。そこでもComments欄は予定されていない。
――「空白の10分間」をめぐって――
先に「緊急公告」を掲げ、情報をお寄せ下さるよう広く呼び掛けた。呼び掛けに応じ、40人以上の方の意見がComments欄に寄せられた。厚くお礼を申し上げる。
有効な情報は6月17日という日付を教えて下さった一件だけだったが、いろいろ反対意見や批判を述べて下さった方々をも含めて、問題提起への関心の高さに対し深謝したい気持ちである。
『正論』10月号に、「空白の10分間」に冒頭で触れ、約三分の一をこの件に関連させた評論「なぜか理由もなく日朝国交正常化を急ぐあぶない宰相」を書いた。東アジアの国際情勢の不可測性の中での首相の認識の甘さ、子供っぽい冒険主義、またいわゆる小泉改革のイデオロギーの単純さ、虚妄についても言及した。
当該評論には編集部が文中から表現を拾って作った次のキャッチワードが付いている。「他人の運命にも国家の行方にも根のところでは無関心な人にこれ以上国政を任せる気にならない。」
ところでCommentsの中のご意見の三分の二が私の小泉批判を快く思わず、私のやり方が左翼的だとか左翼と同じだという罵倒から、私が単にテレビ情報を広く世に求めているだけなのに、あやふやな情報で首相批判をするのはケシカランなどのお叱りに至るまで、感情的反応で占められていた。
これを見て、世の中にはいまだに小泉好きが多いのだと私はあらためて知った。自民党政府を批判する者は左翼だというワンパターンの人も多いのだと分った。ひとつひとつの政策を見ないで、好きな人のやることは何でも全部正しいのだと思いたがっている人が多いことも再認識した。
しかし、それよりも何よりも、日独伊三国同盟からパールハーバーまで、あれほど情報戦略にもろくも敗れた自国の歴史を知っているはずなのに、いま目の前で起こっている情報戦のひとつといえども見逃すまいとする真剣なまなざしが世の人々に欠けている。国民に真剣さが欠けているから、甘い政府ができあがる。
「空白の10分間」が本当にあったかどうか分らないという立場で私はこれを書いている。6月17日のテレビ報道の実在はたしかに確認し得たが、私はビデオをまだ見ていない。「緊急公告」をしたから、今後辛うじてひとつのテレビ番組だけは見ることができることになったが、その内容も勿論全面的に信じているわけではないし、さらにここから先の奥はもっと分らない。
なにもかもあやふやなのである。あやふやなことで物を言うなと私を叱った人によく言っておきたい。ある情報戦略本によると、英公文書館に秘蔵された情報の98パーセントは廃棄され、残された2パーセントが公表されるのだそうである。公表しない旧共産国家の場合は勿論もっと不明である。
つまり歴史は闇に隠されたまま進行しているのである。「空白の10分間」の小泉=金会談はあったかもしれないし、なかったかもしれない。マスコミと公安警察の力で表面化しなかったら、永遠に「なかった」ことになるだろう。
このサイトの読者はどうしてそういうことが分らないのか。私はなんらかの確信をもってやっているのではない。探索のすすめを論じているだけである。それは「空白の10分間」があってもなくても、朝鮮総連への首相の好意的急接近と選挙対策としての土下座外交の不自然さをみて、状況証拠は出揃っていると見たからである。
かつてフィリピン賠償や中国賠償でどんなキックバックがあったか。今また新しい『田中派」が生れつつあることにどうして人は気がつかないのか。
Commentsに書きこんでいる中の一人か二人かは、どうみても朝鮮総連の関係者かそれに近い筋である。ことばの書き方が自己暴露している。
テレビ録画からはどんな小さな信号でも無視してはならない。近日中に、6月17日11時25分から13時5分までのテレビ朝日系ワイド!スクランブルで、3分20秒間流れた「日朝首脳会談 10分間の怪しい密談が発覚!?」が「中西輝政非公認ファンサイト」に出ると思う。内容がどんなに一見信用しがたい外見を呈していても、現実を経験した人でないと語れないことばとつくり話との間には微妙な違いがあり、識別できるはずである。
Commentsの書き込み者の方々に言っておきたい。私は保守だが、自民党員ではない。自民党の固定した支持者でもない。自民党議員の8割を私は信用していない。
社会党左派と組んで村山政権を作った自民党の前科は日本の歴史を傷つけている。謝罪外交も、ジェンダーフリーもこの時代の自民党政権の産物である。保守の中が内乱となるほどの激しい議論と対立を引き起こすことをむしろ必要と考えている。自民党を解党し、保守の本物と贋物を区別し、分類する時期が来なくてはいけない。
小泉純一郎氏は贋物の側にむしろ近い過渡的役割を果たしているにすぎまい。
私は保守だが、惰性的保守ではない。『正論』10月号にまもなく出る拙論の冒頭部分を引用して、この項を終ることにしたい。
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小泉首相は中国に何を言われても靖国参拝をつづけているし、イラク派兵は実行したし、有事法制をともかく一歩でも前進させたではないか。大抵の惰性的な保守型人間はこう言っては、歴代内閣のできなかったことを首相が幾つもやったのは認めてあげなくてはいけない、と当分は権力の座にいつづけそうな存在に寛大であろうとする。そして、小泉という人間を見ようとはしない。
小渕恵三氏にも、森喜朗氏にもなく、小泉純一郎氏にだけあるもの――それは「あぶなさ」である。私は8月末に評論集『日本がアメリカから見捨てられる日』(徳間書店)を出した。その第一章は「他人の運命にも国家にも無関心なあぶない宰相」である。
===============
以上をよく読んで、見当外れにならないCommentsへの書き込みを是非おねがいしたい。ぼんやりした生ぬるい保守感情で自足したい人は私の「インターネット日録」は読まない方がいいのではないか。
(8/21 11:52一部修正)
――ご存知のかたは質問にお答えください――
中西輝政氏が『Voice』8月号にお書きになった小泉首相再訪朝時の、金正日との会談における「10分間の空白」を、私はいま大変重大視し、目下その関連の論文を執筆中です。以下に中西氏の『Voice』8月号の論文「小泉首相の退陣を求める」91ページから必要な個所を引用します。
=================
報道によれば、ごく最近に明らかになった話として、「5・22訪朝」に同行した外務省の藪中アジア大洋州局長が、昼前後に、突然、うわずった声で東京の細田官房長官に国際電話をかけてきたという。藪中局長は会談が一時間半ほどで打ち切られ、金正日が席を立って出ていったことを伝えた。細田長官が「君たちが同行していながら、何でそんなことをした」と叱責すると、藪中氏は「私たちにも止めることができない状況があったのです」と答えたという。
中でも問題となったのは、その後の小泉首相の行動である。席を立たれたので慌てて後を追った小泉首相は、金正日から「二人だけなら十分だけ話す」といわれ、別室に二人だけで入っていった。他に入ったのは北朝鮮側の通訳だけで、外務省の人間は同席できなかったと伝えられている。
もしこの報道が正確なら、この間、両者の間でどのような会話が交わされたのか、話によっては、欧米では「国家への反逆(裏切り)」の嫌疑さえ云々されよう。そこに”空白の十分”が生まれたわけで、まさに「金丸訪朝」と同じパターンである。場合によっては小泉首相に何か個人的な「弱み」があって、それを持ち出された可能性も考えねばならない。これはとうてい、民主主義国の指導者がなすべき外交ではない。
本来ならば、首相が最後の一線を越えそうなときは、外交官が体を張っても止めるものである。それでも止められなかった場合(いわば「殿、ご乱心」の状態だったのかもしれない)、法的訴追をしたり、告発したりする。イギリスの監視機関もそのためにあり、”空白の十分”をつくってしまった日本は、国家としてのギリギリの安全装置も機軸も失ってしまったのである。
=================
中西氏にお尋ねした処、情報の出所は二つあります。一つは外国人の外交筋です。日本がどのくらい情報を知っているかを試す意味と、日本に親切に警告する意味の両方があったように思うと氏は私に語りました。
もう一つの情報はテレビ朝日の5月24日か、25日か26日かの、ニューススクランブル(正午12:00~)で自明のこととして語られていたのを中西氏がメモしたのを基礎にしている。従って、氏は「空白の十分間」は誰もが知っている明白な事実と思っていたそうです。
しかし、何日経ってもこれが重大ニュースになりません。それどころかマスコミの表からはいっさい消えてしまいました。5月25日か26日かを境にまるで雲がかき消えるように消滅してしまったのです。不思議でなりません。私が報道関係筋に聞いても知らぬ存ぜぬです。官邸筋の秘匿意図が働いているのかもしれません。それほど重大な事柄なのでしょう。
以下のことでご存知のかた、至急Commentsに書きこんで下さい。
「10分間の空白」について
1)テレビで聞いて自分も知っている。
2)そのときのビデオを持っている。
3)中西氏以外のなにかで別に読んだ記憶がある。
4)そのときの関連の活字をもっている。
5)その他
ご協力をよろしくおねがいします。
私は6月初めより、13日まで外国旅行中で、インターネットに無縁の生活をしておりました。その為、今はじめて自分のサイトがリニューアル移転したことを知りました。以前よりデザイン変更も含めてそういう計画があることは予感しておりましたので、特別驚きはしませんでしたが、管理人さんの一部に変更があったことは初耳でした。
インターネットの技術については、私は全くわかりませんが、今まで書き溜めてきた日録内の文章の分量がどのくらい多いものかは私が一番よく知っています。今度調べて「私は毎日こんな事を考えている」以外に二冊分の本になる分量があります。それらのものをサイト上に保存管理することは、大変なエネルギーのいる作業だったことでしょう。今回を期に集中的管理をしていただいた旧管理人グループが一度解散し、新たに集結したという報告を受けました。
旧管理人の方々には、今までほんとうにご苦労様でした、と申し上げます。又、新管理人グループの方々には、これからもよろしくお願いします、と申し上げたいと思います。
又、読者の皆様には、今後とも当日録の読者として或いは掲示板の参加者としてご支援いただきたいと思います。ただし、私自身が一年前のある時期のように集中的にネットに書きこめるかどうかは分かりません。私がネットに熱心なときは、本来の著作活動が少し手を抜いているときです。これから1年余はそうはいきそうもありません。忍耐して頂きたいと思います。
あらためて旧管理人の皆様へ心から感謝申し上げます。